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やいた炉

使いやすさの理由

魔法のように「煙」が消える

「やいた炉」無煙の仕組み
煙が出ないようにする為には。

還元焼成時、炉の中は酸素が不足した不完全燃焼の状態です。この不完全燃焼の空気が、ススや煙の原因。そこで、ススや煙となって排出される前にこの不完全燃焼の空気を完全燃焼させてから排出させなくてはなりません。

排気を完全燃焼させるために必要になるのが、たっぷりな酸素と充分な温度。そのため今までは、バーナーを使って排気を燃焼させる(余分に燃料を使って煙を無くす)ことをしていました。
これでは使いにくくて仕様がありません。

そこでシンリュウが考え出したのが、
バーナーを使わずに、酸素たっぷりの新鮮な「外気」と炉内の「熱」を利用する方法。
まず、取り込んだ外気を炉床の隣に作った空気加熱室で温めてから、排気と一緒に煙道(炉から煙突までの排気専用通路)へ送ります。そして、この煙道内で排気をさらに燃焼させます。煙道を通る間に、不完全燃焼の空気を完全燃焼させる、つまり「無煙」にする仕組みです。

外気を取り込むことで排気の温度を下げない工夫は煙道にも隠されています。
煙道には熱を伝えやすいカーボランダムを使用し、炉内の熱を効率よく確実に煙道内に伝えます。そうすることで、温度を下げずに排気を煙道内で再燃焼することができるのです。
このように、煙が消える仕掛けは、炉床の特殊構造(特許申請中)とカーボランダムにあります。無煙であれば、住宅街に住んでいても周りの目を気にせず陶芸を楽しむことができます。また、煙突にススがこびりつくこともなくなりますから、陶芸窯をきれいなまま、長く使うことができます。

省エネ・省燃費

自然の空気と熱を使って、省エネ・省燃費!

灯油式陶芸窯で、やっかいなのが燃費と煙ではありませんか?
電気式などと比べコストは安くても、無煙化のためにバーナーを使えば無駄に燃料が必要になります。逆に、バーナーを使わなければ煙が出てしまいます。燃費の良さをとるか…それとも無煙をとるか…とても難しい選択です。

そこで、炉内の熱と自然の空気を使って煙をゼロにするシンリュウ独自の新構造を導入した「やいた炉」を開発しました。

この「やいた炉」は、
炉床の特殊構造(特許申請中)と、蓄えた熱を外に逃がさない180mmの圧壁の使用し、従来の灯油式窯に比べ保温力と耐久性を高くした高級耐熱レンガと耐熱ボードを採用しております。
燃費良く、燃焼率良く、作品を焼き上げる、
シンリュウの技術によって「省エネ・省燃費」の地球に優しい無煙灯油窯に生まれ変わりました。

バーナーでお困りの点はないですか?

シンリュウの高性能バーナー
使いやすい・見やすい・らくちんのオリジナル高性能バーナー

バーナーでお困りの点はないですか?
「点火部がプラグになっていて点火しにくい」とか、「風量の調節が難しい」とか、「バーナー独特の臭いが気になる」とか、「油だから掃除が大変」などなど…。

全部シンリュウの高性能バーナーにお任せください。
高性能バーナーがさらに進化!
シンリュウが独自に開発したバーナーは、一般的なバーナーとここが違います。

○燃焼率のアップや臭いを解決。
○点火プラグのかわりに、ヒーター線を使用。
○静音化を実現。
○スイッチ1つでラクラク点火でき、風量を多めにしても火が消えない。
○点火装置の自動OFFシステム

油量・風量ダイヤルもお年寄りの方にも見やすく、使いやすいように改良されました。そのため、風を必要以上に出したり、油を誤って出しすぎることもなくなるので、溜まったカーボンの面倒な掃除もいりません。
また「近所の目が気になる…」という方にも、静音化でさらに使いやすい陶芸窯になりました。
点火装置の自動OFFシステムは、「手動のために消し忘れそう…」という心配を解消したもの。
炎が安定して、バーナーのヒーター線を切っても火が消えない温度に達している3時間後、点火装置が自動的に切れる仕組みになっています。もちろん点火装置が自動でOFFになるだけのことで、焼成時間にはまったく影響しません。

バリエーションが豊富

あなたの陶芸ライフに合わせて選べる「やいた炉」シリーズ

一度に焼ける作品の数が多ければ多いほど、陶芸窯は大きくなり、そのぶん重くなります。窯を選ぶ前に、窯場の広さや搬入のドアサイズを調べて、実際に窯を置いた状況をイメージしてみる必要があります。
「やいた炉」は、どなた様にも希望にそった無煙窯を選んでもらえるように、バリエーションを豊富に取り揃えています。
もし窯選びに迷ったら、シンリュウのスタッフまでお気軽にご相談ください。
お客様ひとりひとりのご要望に見合った窯をご提案いたします。

「やいた炉」シリーズのメリット

扉を横に開く横扉式の「やいた炉」は、腕や腰に負担をかけずに窯詰めができるので、お年寄りのかたや女性にもお薦めです。オプションとして炭化仕様にすることや旋垂扉を付けることも可能です。

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